柔道の阿部詩選手が連覇をかけて挑んだ2024年のパリオリンピック柔道女子52キロ級ですが、まさかの2回戦で敗退となりました。
試合直後、阿部詩選手は感情を抑えきれず大号泣。
その姿にもらい泣きをした方も多かったのではないでしょうか。しかし中には阿部詩選手の号泣に対して「見苦しい」「泣きすぎでみっともない」「恥ずかしい」いった意見も出ているようです。
なぜ阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしい・見苦しいと言われてしまったのか、その理由について深堀りしていきます!
【動画】阿部詩が2回戦で敗退し大号泣
2024年のパリオリンピック柔道女子52キロ級に出場した阿部詩選手は、1回戦ではカナダの出口ケリー選手に対してわずか57秒で貫録の一本勝ちを収めました。
その後2回戦の相手になったのは、世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ選手でした。
試合展開は阿部選手が技ありを決め優位に進めていましたが、対戦開始3分4秒で相手選手の谷落としに背中から畳に落ち、一本負けとなってしまいました。
試合後阿部詩選手は平野幸秀コーチのもとへ行くと大号泣してしまい、歩けなくなる程に。
阿部詩選手の号泣の様子はこちら
阿部詩選手のこの姿見て「みっともない」だの「試合進行を妨げるな」だの言ってるやつ。マジで人間として大切なもの欠けてるから病院行った方がいいぞ。
— ホアキン (@ishioka9844) July 30, 2024
俺は人間として号泣出来るだけ没頭出来るものがある彼女に最大限のリスペクトしかねえよ。 pic.twitter.com/2fWobJc1sW
会場に響き渡る程の号泣で、会場からは詩コールが流れ、背中を押すように大きな拍手でつつまれています。
筆者も実際に試合を見ていましたが、号泣していた阿部詩選手の涙に思わずもらい泣きしてしまいました。
しかし、SNSではこの涙に対して「泣きすぎでみっともない」「恥ずかしい」「見苦しい」などの批判的な意見が多く出てきています。
阿部詩の号泣が泣きすぎでみっともない・恥ずかしいと言われる理由7選
阿部詩選手の号泣がみっともない・見苦しいと言われる理由を調べたところ、以下の7点に理由があることが分かりました。
それぞれ詳しくみていきましょう!
理由①子供のようなギャン泣きで見苦しい
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる一つ目の理由は、子供のようなギャン泣きで見苦しい点にありました。
阿部詩選手は、敗退が決まり平野幸秀コーチのもとへ行くと、会場中へ響くような大きな声で泣きじゃくりました。
その様子がまるで子供が泣いているようだと批判の声が出ています。
阿部詩さんこの日のためにしぬほど努力されてめちゃくちゃ悔しいのはわかるけど あの泣き方は自分の思い通りにいかなかった子供がギャン泣きしてるように見えてしって見苦しい。見えない所まで我慢して泣いてほしい。気持ちのコントロールは出来ないのかな。あんなに泣くなよ
これ見るとなんか子供(ガキ)のような泣き方…
負けるって経験が極端に少ないとこうなっちゃうんかね
それか重過ぎる重圧に阿部詩選手自身が耐えきれなかったか
阿部詩の大号泣オリンピックの場で子供のように叫びながら泣いてうるさいと思ったのは私だけじゃなかったんだ…
理由②相手選手への配慮が無いほど泣きすぎ
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の2つ目は、阿部詩選手があまりに号泣する姿に、相手選手への配慮・リスペクトが無いという意見がありました。
確かに負けてしまったことは悔しかったとは思いますが、勝った相手への敬意を示してこそ真のメダリストではないかという意見も出てきています。
阿部詩選手は自分だけの舞台じゃないんだし、みっともない。見苦しい。勝った相手への敬意がない。次の試合の選手が集中できない。泣きすぎ。
阿部詩、世界ランク1位に世界ランク9位が負けただけ。しかも1本負けなんでしょ?相手に敬意を。メダル取ったら祝福のコメントすべき。
柔道家…ましてや金メダリストの柔道家であるのなら、勝っても負けても相手へ敬意を払うべきではないでしょうか?
理由③武闘家としての態度ではない
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の3つ目に、阿部詩の試合後の態度が武闘家としての態度ではないという意見がありました。
勝負事において負けることは絶対にありますし、負けた時こそ武闘家としての態度が試される時なのではないでしょうか。
試合に負けてしまい、物凄く悔しい気持ちはありますし、こうしていれば勝てていたかも・・という後悔もあったでしょう。
しかし、それを人前出さないのが武闘家の魂ではないか、日本の国技の柔道でこのような態度は恥ずかしいとの意見がありました。
阿部詩選手、あれは武道家として恥ずかしいよ。
しかもオリンピックという最大の国際舞台で、、試合も相手の実力勝ちなのに。。
試合後もまず相手に敬意を払うべきだし、泣くなら引き上げてからにしないと他の選手に迷惑。
阿部詩選手、残念だったけど
勝てば勝ったで畳の上で大はしゃぎ
負けたら負けたで会場内にも関わらずワーギャー大泣き
平常心、不動心が養われてない。
相手のケルディヨロワ選手は勝っても表情一つ変えず、ちゃんと武道家してました。
観客が観てる前で大声でいつまでも泣きわめくのは次の試合の選手にも迷惑だし、武道家のやることではない。理不尽な負け方じゃなく完敗だったんだから潔くするべき。みっともなくて見てられなかった。
理由④精神的に幼い
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の4つ目に、阿部詩の号泣によって精神面が幼い面が露呈し情けないという意見がありました。
阿部詩は精神的に幼すぎよ
前回チャンピオンの風格が
なさすぎ
私も恥ずかしくてお兄ちゃんの方が真の可哀想だと思うほどの彼女のメンタルの弱さでしたね。まだまだ幼い。あの場面では敗者復活だって残されていたし団体戦で金メダルの道だって残されて居ましたのであそこまで泣き狂うことなど無かったと私も思うほどの日本人の恥晒し行為だったのです。
阿部詩ちゃんは柔道家じゃなくてJUDO選手だね。本当に情けない。
負けた選手が全員あんな風に泣き叫んでたら大変な事になるよね…勝っても負けても迷惑なリアクション…精神的に幼い人なんですね
理由⑤試合の進行を妨げて迷惑
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の5つ目に、阿部詩選手の号泣によって試合の進行を妨げたのは迷惑だ、という意見がありました。
阿部詩選手は退場する前に泣き崩れその場で動けなくなってしまったため、次の試合を始めることができませんでした。
その結果試合を一時中断する形になり、試合の進行を妨げることになってしまいました。
阿部詩選手を応援してる。しかし、負けたあとの号泣は裏に帰ってしてほしかった…次の試合の進行にも迷惑かけてたような…
悔しさはわかるが…見苦しかった…
阿部詩さんが1本負けした
泣き崩れて動けない状態を見て会場から「ウタ ウタ」のコールが起こった
でも、他の選手は負けても速やかに会場を後にして試合の進行を止めることはしない
阿部詩さんの気持ちはよく分かるが、柔道家として、負けても凛とした態度でいて欲しかった
気持ちは理解できるが、試合進行の妨げ!見苦しいし迷惑!
阿部詩さんの泣き方は怖かったな、ストレスかかる泣き方だった
悔しいのはそうだとしても大人なら試合の進行を妨げるような迷惑をかけない行動をして欲しかったわ
理由⑥退場を促されるまで泣き続けた
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の6つ目は、阿部詩選手が退場を促されるまで泣き続けたのはよくない、という意見がありました。
阿部詩選手は試合後に号泣しその場に立ちすくむと、運営係の方が退場を促しに来るまでその場で泣き続けました。
自分だけでなく他の選手にも迷惑をかけている姿に批判の声が上がっています。
勝負なんだから負けることだってある。 ただ気になったのは、阿部詩選手が畳降りてから長い時間号泣したので、次の試合がなかなか始まらなかったことだ。 審判員にも早く戻るように促されていたし、気持ちは当然理解できるし1番悔しいのは分かるが、これは正直あまり良くない行動だと思う。
阿部詩の試合、1本負けして自分に対して悔しい気持ちや色々な事がこみ上げて泣ける気持ちもわかるが次の試合が有るのに長い時間居座って号泣するのは見ていて気分が良いものではない。良い試合だったし今回は相手が一枚上手だった。また次を頑張って欲しい。
理由⑦監督もファンも甘やかしている
阿部詩選手の号泣がみっともない・恥ずかしいと言われる理由の7つ目として、阿部詩選手のことを監督や関係者、そしてファンが甘やかしているという意見がありました。
阿部詩選手がオリンピック会場で号泣した時にも、詩コールと共にファンが拍手で阿部詩選手の背中を押す場面がありましたね。
平野幸秀コーチも会場から出ていくことを促すわけではなく、背中をさすってずっと支えていました。
そんな姿に、「早く裏へ行かせるべき」との意見がありました。
東京オリンピックで兄妹で金メダルを取ったのは事実ですが、その後マスコミが持ち上げ過ぎたのでは?と思いました。
練習を遮るような長時間の収録の番組にも出演されたりしてましたし。
今回負けてしまったのはマスコミの責任もあります。
私は阿部詩選手ではなく、ちょっと強引でも彼女を連れ出さなかったコーチや係員たちを責めるべきで、彼女には、精神的な余裕がなかったのだと思う。
リアルタイムで観てた
選手が我を忘れて哭いたのは分かる だが付き添いのコーチは早々に退場させるべきだと思った
阿部詩の号泣によるSNS炎上に対してコメントを発表
2024年8月4日にパリ五輪柔道日本代表が会見を行い、その中で阿部詩選手はSNS炎上に対するコメントをしています。
SNSの投稿などは一切見ないように心がけていた?という記者の質問に対して、阿部詩選手は以下のような回答をしています。
うーん、見たくなくてもやっぱり目に入ってくるものではあったので、あまり気にせず、でも、本当に一人ひとりが人生をかけて、すべてをかけて頑張っていることなので、温かい言葉が、人としては絶対にうれしいかなと思いました
阿部詩選手の号泣騒動直後は、やはり阿部詩選手本人も批判コメントを見てしまっていたようです。
また、SNSでの誹謗中傷に対しては永山竜樹と共に、
SNSの誹謗中傷などは、選手は人生かけて必死に戦っているので、それをわかっていただいたうえで投稿とかをしていただきたいなと思います
とコメントを残しています。
まとめ:【動画】阿部詩の号泣がみっともない理由7選!泣きすぎで見苦しいと炎上
この記事では、なぜ阿部詩選手の号泣がみっともない・見苦しいと言われてしまったのか、その理由7点について紹介しました。
阿部詩選手は、兄妹で金メダル連覇という相当なプレッシャーがあったのでしょう。
しかし、日本の国技でもある柔道で子供のように泣き叫ぶ姿は、見ていて違和感を感じてしまう方もいたようです。
阿部詩選手はまだ24歳なので、4年後のロサンゼルスオリンピックでの活躍にも期待したいですね!